2014年01月05日
今年の年賀状より

今年の年賀状より
歯の噛み合わせが悪く頭痛肩こりからやがて全身の痛みに発展し、しまいにはウツになって仕事もやめ先の見えない生活を送られていた方から、歯の力を再認識した年賀状が届きました。歯の治療によって体調が好転し気分も明るくなり職場復帰して家事、趣味に忙しくしながら食事がおいしい夢のようだと書かれていました。心身ともに回復している様子が伺えました。
歯は食べるためだけにあると思っていませんか。「歯を噛み締めて頑張る」とか「歯がゆい」という言葉があるように精神面の活動にも大変役立っています。その大事な歯がストレス社会の中で危機的状況にあります。強いストレスがかかると無意識に歯を食いしばり、噛みしめてしまいます。それによって顎が異常に緊張し、頭痛肩こり、歯の動揺、知覚過敏、歯茎の腫れ等を起こします。
「歯並びが変わってきた」「奥歯が腫れて噛めなくなった」「歯がぐらつきだした」「歯の詰め物がよく取れる」等の症状は噛み合わせから起こる咬合病で歯を失う原因になります。
治療法は
噛み合わせを改善する治療と並行して、緊張して硬くなった筋肉を緩め痛みを取ります。パソコンや携帯で下を向く、頬杖足を組む、高すぎる枕等の負担のかかる姿勢の見直しも大切です。