2009年12月18日
わかって欲しい!!
わかって欲しいこの気持ち!!
本日来られたクライアントの方です。
60代女性
もう20年以上
歯の痛みで苦しまれています。
通常は重たくズーンとした痛み
しかし時には痛みのため、
夜眠れないことも・・・
数年前の正月は、
思わず救急車を呼ぼうか

頭痛も肩こりもひどい
歯科にかかっても歯はどこも悪くないと言われる
でも痛くてたまらないので、
無理やり抜いてしまったのが
この写真にあるような結果・・
結局永久歯の半分以上を抜いてしまった・・・
でも痛みは止まらない
そればかりか噛めなくなりお粥しか
口にできなくなった
毎日この不快感から逃れられないつらさ
誰かにわかって欲しい!!

クライアントの痛切な悲鳴が聞こえます。
IT時代だから、
PCを使って色んな情報を得ることができる
しかし気持ちは一向に晴れないこのつらさ
不安はやがて不信に変わり、

冷静でいられなくなります
情報が溢れているのに
人と人のあいだは
ますます遠ざかっているような
それがストレスを生み
ストレス社会ストレス病を
つくっている
ちなみにこの疾患を「口腔顔面痛」と呼びます
改善治療可能な病気ですので
我慢しないで
咬合(噛みあわせ)のわかる歯科医院を
受診してみてください。
2009年12月15日
見てもらえるかなあ!
「歯科医療安全管理体制推進特別事業講演会」
という名前を見ただけで、
ブログを見てくれる人がいなくなるだろうという話です。

日曜日はこの研修を受けました。
スガ歯科医院では治療技術の研修だけでなく
こうした医療を安全におこなうための
研修も受けています。
クライエントの方が、
安心安全に治療を受けられるよう
最新の注意を払っていますが
さらにこうした研修をスタッフも含めて
徹底するよう
医院全体で研鑽しています。
2009年12月03日
日本心療内科学会セミナーに行ってきました
最近は学会の審査も厳しくなり、資格更新のためには、一定の基準を満たす必要があります。私は日本心療内科学会登録医の資格を取っていますので、毎年こうした学会やセミナーで研修を受け単位を取得する必要があります。
この学会は一般医科の先生がほとんどで、歯科医の参加は極少数です。それも大学の先生がほとんどで、私のような開業医はさらに数えるほどしかいません。
この学会が発足してから来年で15年になり、私は発足当時からの会員ですが、心療歯科の標榜は歯科大学でもまだ少ないのです。医科の先生にもこうした歯科の存在を認めてもらい、一般の方にもこういうストレス由来の歯科疾患を診る診療があることを知っていただくために研鑽を積んでいくつもりです。