2010年02月19日
インプラントバブル①

インプラントは
患者さんにとっての救世主?
それとも歯科医にとっての救世主?
私が歯科大を卒業した30年前は
歯科医師国家試験に総義歯(総入れ歯)の
実技試験がありました
車の運転免許に実技と学科試験があるように
歯科医師国家試験にも実技があるのが
当たり前だと思うのですが
しばらく前から実技試験がなくなりました
技術を求められる歯科医師に
実技試験がないって
不思議に思いませんか
理由はともあれ試験がなくなりましたので
義歯を本格的に勉強する機会も減りました
義歯の奥深さは経験してみないとわかりません
頬と舌と顎の骨に囲まれたわずかなスペースに
義歯が入るわけですから
絶妙なバランス感覚が求められます
舌が動き回るところに
動いてはいけない義歯が入るわけですから
静と動の軋轢が生じます
それを患者さんと歯科医師が共同作業で
作り上げていく時間は
クライエントさんとの至福な時間を過ごすひとときです
クライエントさんの良い歯を入れたいという思いが
私たちを駆り立ててくれます