2012年09月07日
最新情報!! 歯周病菌がリウマチに関与
昨晩は第1回熊本リウマチ・膠原病フォーラムに参加しました
講師は東京大学医学部アレルギー・リウマチ内科教授 山本一彦先生
「関節リウマチ発症のメカニズム」というテーマでした
当院では線維筋痛症の患者さんも診ていますので、リウマチ患者さんとの相違点を知るため受講しました
リウマチ科には線維筋痛症の患者さんが結構来院されるようで、かなりリウマチとの関連を疑われる先生もおられるようです
講演の中でリウマチ発症に関与する3大要因には遺伝子・タバコ・そして歯周病菌が挙げられたのには驚きました。
歯周病菌のなかでもプロフィロモナス・ジンジバリスという病原菌が前関節炎相を形成するということだそうです
これが直ちにリウマチ発症となるわけではないのですが、発症のお膳立てをするということですので無視できません
一度発症すれば現在のところ完治できる見込みはなくさまざまな障害と苦痛にさいなまれる病気ですから、早期の予防がここでも大切になります。
恐るべし歯周病ですね
歯周病菌が関与する病気がまた一つ増えました
Posted by kenkouarisa at 20:25│Comments(0)
│口は何のためにあるか