2012年01月14日
食について考える ⑥
術後3日目、
重湯から五分粥そして全粥になり
固形物のオカズが増すにつれ
気持ちも前向きになってくる。
退院する日も近いことが
気持ちを高めていることもあるのだろうが、
食べ物の力はすごい。
これは決して
薬物では得られないものだ。
食べられる口づくり、
そして消化器を大切にしなければならない。
25年振りの入院生活は
痛みや発熱そして不快感等の
苦痛が全くなかったため快適だったが、
これから年齢や体力のことを考えると
早めの予防と検診を受けなければならないと
切実に思う。
今年の正月はお粥と
少しのオカズで過ごして、
ウエストも少し細くなった気がする。
正月ということで
家内が子供たちのため奮発して
刺身やおせちを並べても
眺めるばかりで
雑煮もなしだが、
食事や食べ物について
じっくり考える時間を持てたと思う。
今回の体験をきっかけに
今年は食生活から健康を考える年にしたい。
正月のTV番組は
相変わらず旅行先でのグルメや
至高の料理番組ばかりでうんざりする。
視聴率が稼げるのだろうが、
もっと食べ物のこと、
食べることの本質を取り上げた番組を作って欲しい。
番組製作者は
健康過ぎてこんな入院体験したことがないのだろう。
自分が病気してわかる
健康の大切さを身にしみて感じた
Posted by kenkouarisa at 17:53│Comments(0)
│口は何のためにあるか