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Posted by おてもやん at

2012年06月11日

線維筋痛症講演会に参加しました




今日は線維筋痛症友の会主催による講演会に参加しました




講師は聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの山野嘉久先生でした




 演題は「線維筋痛症の診断と治療」で線維筋痛症友の会会員およびその家族を対象にこの病気の診断や治療薬について講演されました。




 講演終了後帰ろうとしていたら参加者からの質問票に歯科の内容があるが、講師の先生は専門外だからということで急遽呼び戻されました。




 質問は2件あり

1件は歯科で線維筋痛症治療をするところがあるが、どうだろうかという質問で、当院とは違う歯科で線維筋痛症治療をするところがあることに触れた内容でした。こういうときに簡潔に答えるのは大変むつかしいものがあります。医科の方でもまだ実態解明されていない病気に歯科がなぜ関わっているのかを説明するのも大変で、そもそも10年前に体験した不適正な歯科治療によって線維筋痛症になった患者さんに出会ってその勉強を初めたこと、当院の顎関節症や口腔顔面痛の患者さんにも線維筋痛症の方がおられ、治療によって改善できたこと等をお話させていただきました。ただ自分が講師でなく、また友の会の方針上自院のことを紹介できませんので説明がむつかしかったです。質問票の歯科医院と当院では治療内容は違いますが、歯科で線維筋痛症治療に頑張っている先生がおられるということは、線維筋痛症における歯科の役割を学会でも主張できる頼もしく貴重な存在です。



 2件目は口腔顔面痛(顎関節症)があり線維筋痛症と関連があるかという内容で、これに関しては日大心療内科の村上正人教授が線維筋痛症の8割に顎関節症を併発しているという発表を紹介させていただきました。




 山野先生の講演は分かりやすく現状も理解できましたが、患者さんの質問内容からは、まだまだ医科の先生方の診療方針が統一されず投薬に関しても各先生によって処方が異なり、症状改善のため情報を求められる患者さんが多くおられるようです。それにリリカやトラムセット等の新薬が出てきても副作用で飲めない患者さんが多くいることも判明し、そういう方のためにも薬を使わない歯科治療の存在意義を再確認するとともに、これだけ多くの(全国で200万人)患者さんが苦しんでおられる現状に微力ながらお役に立ちたいと思いを新たにしました
  


Posted by kenkouarisa at 10:00Comments(0)菅 健一です